着圧タイツのお手入れや買い替え目安②
着圧タイツを購入した後で「どうやってお手入れしたら良いの?」と思いつつなんとなく他の衣類と一緒にお洗濯していませんか? お手入れ次第であなたの着圧タイツの買い替え周期が長くなるかもしれません。 今回は今さら聞けない「着圧タイツのお手入れ方法について」と「どのくらいで買い替えれば良いの?」といった疑問についてお話していきます。
乾燥機は避けてください!
着圧タイツは圧力をかける構造のため、ナイロンやポリウレタンで作られているものが多いです。一見、綿で作られているような着圧商品でも、圧力段階の調整でナイロンやポリウレタンが含まれています。 ナイロンやポリウレタンは化学繊維のため、耐熱性は低いです。 便利なので使ってしまいがちですが、熱を利用したタンブラー乾燥機での使用は避けるようにしてください。(タンブラー乾燥とは、ドラム式洗濯乾燥機のように温風を当てて乾燥する機能です) 同様にアイロンをかけるのも避けましょう。 熱による変質が起きると伸縮性に欠ける可能性もあります。 30℃以上の温度環境下では劣化も起きやすいです。 足の着圧に適した圧力具合も変わってしまい、効果的な利用は望めません。
洗濯機で洗う場合は負担が少ない洗い方で!
お手入れに関して一番気になるのが洗濯ではないかと思います。 何回か洗っただけなのに、買った時との着圧感が変わってしまったかも?となるのは困りますよね。 着圧タイツはいかに着圧力を維持させることが出来るか?というのを意識したケア次第で寿命や買い替え時が決まってしまいます。 洗濯時のお手入れ次第で長く使える期待もできますので、参考にしてください。
おすすめは手洗いです!
面倒だからいつも衣類や下着はまとめて洗濯機で洗っているという場合は、極力着圧タイツに負担がかからない方法で洗いましょう。
洗濯ネットを利用する
洗濯ネットは必ず使用した方が良いです。 単独で入れておいた方が他の衣類とも絡まりにくくなりますので、伸びて負担をかけるといった心配も少なくなります。 他の衣類と一緒に洗うと伸びやすくなるだけでなく、他の衣類との摩擦も生じるので良くありません。洗濯ネットは必ず使ってください。 一番負担の少ない洗濯ネットはシューズ用などで販売されているクッション機能がついているネットですが、通常の洗濯ネットでも構いません。 サイズが大きいネットを使うと摩擦が起きやすくなりますので、ソックス用や下着用の小さめのサイズを選んで使いましょう。
もしあるようなら手洗いコースで
洗濯機も色々な洗い方が出来るコースや機能が進化しています。 衣類に負担がかかりにくい洗い方として手洗いコースやドライコースの設定が出来るのであれば手洗いコース設定をして洗ってください。 洗剤にも気を使いたい場合は、おしゃれ着用の洗剤を使用するとより衣類への負担をかけずに洗い上げる事が可能です。
干す時は陰干しで!
着圧タイツを洗濯した後に他の衣類と一緒に日当たりが良い場所で干している場合、陰干しに変更してみてください。 日当たりが良い場所で干すと生乾きも避けられるし、日光による消毒効果も期待できますよね。 ただ、着圧タイツはナイロンやポリウレタン製なので紫外線による劣化を起こす可能性もあるのでおすすめできません。 着圧タイツを干す際は風通しが良い場所で陰干しをした方が劣化を防ぐことが出来ます。